
コモド国立公園(コモドこくりつこうえん)はインドネシアの国立公園の一つ。1991年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録された。コモド国立公園自体は173.5k㎡の面積を有する。小スンダ列島に位置し、世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲが棲息していることで有名である。コモドオオトカゲは肉食性であり、普段はおとなしいとされるが時に人間の様な大型哺乳動物をおそうこともある。西洋人が1911年に発見したときは恐竜の生き残りと思われた。また、イルカやウミガメなどの他の希少生物も棲息している。この世界遺産は、世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
(7)ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ、最高の自然現象、または、地域を含むもの。
(10)生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには、科学上、または、保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
出典:フリー百科辞典『ウィキペディア(Wikipedia)』

世界遺産を潜るコモド諸島クルーズ
インドネシアの国立公園であると共に世界自然遺産に登録されているコモド諸島。海の中は、北の浅い海域のフロース海と、南の深い海域のインド洋にはさまれた環境から、キャニオンドロップ、隠れ根、岩地、砂地といろいろな地形が楽しめます。サスペ海峡北からの暖かい流れと南からの養分を含んだ流れにより、珊瑚がバランス良く海底を多い、マクロから大物回遊魚まで楽しめます。数あるダイビングエリアでもトップクラスです。
コモド諸島はインドネシア熱帯雨林気候地域に属しながら、季節風のため唯一サバンナ気候(雨季が短かく、雨量も少ない)となっており、また、北のフローレス海と南のインド洋に囲まれ潮流によって他の島々と隔離された生態系により動植物は特殊性を持ち、恐竜の生き残りといわれるコモドドラゴン(Varanus Komodoensis)が生息しております。〔このコモドドラゴンは成体で体長3メートル以上、体重150キロ以上に達し、コモド諸島周辺(主にコモド島とリンチャ島)にしか生息しておりません。〕また、世界的に貴重なピンク珊瑚砂のビーチが見られるのもこの地域のみとなっております。コモド諸島はインドネシア熱帯雨林気候地域に属しながら、季節風のため唯一サバンナ気候(雨季が短かく、雨量も少ない)となっており、また、北のフローレス海と南のインド洋に囲まれ潮流によって他の島々と隔離された生態系により動植物は特殊性を持ち、恐竜の生き残りといわれるコモドドラゴン(Varanus Komodoensis)が生息しております。〔このコモドドラゴンは成体で体長3メートル以上、体重150キロ以上に達し、コモド諸島周辺(主にコモド島とリンチャ島)にしか生息しておりません。〕また、世界的に貴重なピンク珊瑚砂のビーチが見られるのもこの地域のみとなっております。
北の浅い海域のフローレス海と、南の深い海域のインド洋に挟まれた環境から水中地形はキャニオンドロップ、隠れ根、環礁、岩地、泥地、砂地等、色々な場所があります。また、これらの海を結ぶサペ海峡北から暖かい流れと、南からの養分(プランクトン他)を含んだ流れによって、珊瑚・ソフトコーラル類がバランスよく海底を覆い、水中生物はマクロから大物回遊魚まで他では類を見ない程の水中環境です。

コモドオオトカゲ
By Wikimedia Commons
コモドオオトカゲ (Varanus komodoensis) は、、爬虫綱有鱗目トカゲ亜目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲ。特定動物。英名よりコモドドラゴン (Komodo Dragon) とも呼ばれる。種小名komodoensisは「コモド島産の」の意。
インドネシア(ギルモンタン島、コモド島、フローレス島南部、リンチャ島)
パダール島では既に絶滅。これらはコモドオオトカゲの保護のため、コモド国立公園として世界遺産に登録されている。最大全長313cm。体重は166kgの記録があるが、通常は全長は250cm前後である。メスよりもオスの方が大型になり、オスの全長はメスの3倍以上にも達する。最大全長はトカゲ亜目最長種ハナブトオオトカゲに及ばないが、同じ全長の場合本種の方が体重が重いためトカゲ亜目の現生種では世界最大種とされる。
体色は褐色。幼体には明色の斑点があるが成長に伴い消失する。
嗅覚は発達し、4km先にある動物の死骸の匂いも察知することもできる。
進化系統は恐竜の時代に遡る。その後さまざまな過程を経て現在のような姿になったと考えられる。 コモドドラゴンが3m近い巨体になったのには諸説あるが、新生代以前にテレスドン(現在の象の仲間)やシカなどの大きい動物を食していたことや、トラやヒョウなどの天敵がいなかったために木に登ったり隠れたりする必要がなくなったためと考えられている。
乾燥した落葉樹林やサバナ、海岸等に生息する。朝や夕方になると日光にあたり体を温め、日中は体温が上がりすぎると岩場の影や木陰等に避難し体温を調整する。幼体は体重が軽いことや大型個体から逃げる目的もあり、樹上で生活することも多い。尾を使い泳ぐこともできる。獲物を見つけたり外敵に襲われると噛みついたり、尾を打ちつけて応戦する。顎の力は強力で人間の足を一撃で噛み砕いた例がある。食性は動物食で体形に応じた哺乳類、鳥類やその卵、爬虫類やその卵等、昆虫類を食べる。共食いも行う。家畜や人間が捕食された例もある。唾液には口の中の食べ残しなどを栄養としている多種類の細菌が棲んでおり、噛み付かれた獲物は傷口から入ったこの細菌により敗血症を起こし短時間で絶命する(一見有毒のようだが、毒とは違うものである)。如何に俊敏とはいえ自身より遥かに動きの早い温血動物を捉えることが出来る理由は一度狩りの相手とみなした場合、あきらめず数十キロも何日間も追い続け、相手が根負けするまで追い続ける根気強さにある。獲物にありつける機会は少ないため、大型の獲物を捕食することで食いだめする。 繁殖形態は卵生。繁殖期にはオス同士肩を組み合ってメスをめぐって争う。争う際には立ち上がり取っ組み合う。鋭い鉤爪で厚い皮膚が破れることもある。時には1時間も争う。その間ずっと闘っているわけではなく、戦いと休憩を繰り返しながら行う。(コンバットダンス)。寿命は100年を越えることもあると言われる。
コモドオオトカゲの存在は現地人の間では古くから知られていたが、彼らはドラゴンだと思っていたと言われる。話を聞いた西洋人も、ワニの誤認であろうと考えていた。1911年にオランダの小型飛行機がコモド島に不時着した。この際に操縦士がコモドオオトカゲを発見し、恐竜と見間違えたと伝えられている。ジャワ島の植物園のオーウェンス (Ouwens) の調査により、1912年になってオオトカゲの一種として記載された。
当初は体長5メートル、7メートルとか、人間やイノシシを襲って食うと言われて恐怖の対象であったが、いずれも誇大である。人間やイノシシを捕食するのは極めて稀であり、殆ど無いものと思ってよい。現地でコモドドラゴンの敵はコモドドラゴンのみだと言われている。過去においてクックの船員が重傷を負わされた記録がある。2007年には排便の為に草むらに入った9歳の少年が襲われて死亡しているが、縄張りに踏み込んでしまったためであって捕食のためではない。
皮目的で乱獲されたために個体数が激減した。現在は生息地が世界遺産に登録されているほか、ワシントン動物園でも繁殖を試みられるなど、厳重な保護体制が取られている。
通俗的なテレビ番組や雑誌などで、「恐竜の生き残り」と紹介されることもあるが、系統上は恐竜との直接のつながりはない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』